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妊娠中の準備

里帰りしない産後をどう乗り切るか【2026年9月】使えるものを全部並べて費用を比べる

この記事の情報は2026年9月24日時点のものです。 料金や制度は変わります。申し込みの前に公式サイトで確認してください。

里帰りしない理由は人それぞれで、代わりはある

  • 実家が遠い、親が働いている、親と合わない
  • 親が高齢、介護がある、頼るのが難しい
  • 上の子の保育園や小学校を離れられない
  • パートナーと離れたくない、里帰り先に産院の空きがない

里帰りしない人は増えていますが、「実家の代わり」はひとつの方法ではありません。 産後に人手が要る場面を分けて、それぞれに別の手を当てるのが現実的です。

産後1か月で困るのは、だいたいこの4つです。

困ること 使えるもの
眠れない(夜間の授乳)産後ケアホテル・自治体の産後ケア事業(宿泊)、パートナーの育休
ご飯が作れない宅配食、家事代行の作り置き、パートナー
家事が回らない自治体の産前産後ヘルパー、民間の家事代行
上の子の世話一時保育、ファミリーサポート、パートナーの育休、上の子と泊まれる施設

費用で並べる

産後1か月をしのぐ費用を、方法ごとに並べました。

方法 費用の目安 向いている場面
自治体の産後ケア事業(宿泊)1泊 数千円〜1万円台(上限3〜7日)いちばん安い。まず枠を使い切る
自治体の産前産後ヘルパー1時間 数百円〜1,000円台家事全般。上限時間あり
パートナーの育休収入は育児休業給付金(手取りの約8割相当)最も長く支えられる。ただし手が2本増えるだけで、夜は眠れない
民間の家事代行1時間 2,790円〜(CaSy)自治体の枠が足りないとき
宅配食2週間 1万〜2万円献立と買い物をなくす
産後ケアホテル(自費)1泊 6万〜14万円夜間も預けて眠れるのはここだけ
一時保育・ファミサポ1時間 数百円〜1,000円台上の子の預け先

眠ることだけは、ほかで代えられません。 家事代行や宅配食は家事を減らしますが、夜間の授乳は減りません。だから「産後ケアホテルに何泊か入る」という選択が出てきます。

組み合わせの例(費用順)

予算を抑える:自治体の制度だけで組む

使うもの 費用
自治体の産後ケア(宿泊 3泊)1万〜3万円
産前産後ヘルパー 20時間1万〜2万円
宅配食 2週間1万〜2万円
合計3万〜7万円

産後ケアホテルの1泊分と同じくらいで、1か月がまわります。ただし申請が妊娠中に必要で、上限日数も決まっています。産後ケア事業の申請ガイドへ。

眠りを優先する:産後ケアホテルを軸にする

使うもの 費用
産後ケアホテル 2泊3日(自費・専用施設)8万〜12万円
自治体の産後ケア(宿泊 3泊)1万〜3万円
宅配食 2週間1万〜2万円
合計10万〜17万円

自費の施設と自治体の枠を両方使うのが、費用対効果はいちばん高くなります。自治体の委託先に入っている民間施設なら、同じ施設を安く使えます。

上の子がいる:一緒に泊まれる施設を選ぶ

上の子を預ける先がないなら、上の子と泊まれる施設を選びます。無料で泊まれるのはMamma Levata(未就学児2名まで)、KISUI Takanawa(6歳未満1〜2名)、YUARITO STAY(小学生以下2名)、Coral Sango Salonなど。ただし上の子の預かりまであるのは全国で6施設しかないので、日中はお母さんかパートナーが見ることになります。上の子と泊まれる施設へ。

パートナーの育休をどう使うか

夫が育休を取れる場合、取る時期を分けると効きます。

  • 退院〜2週間:いちばん手が必要な時期。ここに集中させる
  • 産後ケアホテルに入る期間は、夫も一緒に泊まれる施設なら同伴する(同伴無料の施設が18ある)
  • 1か月健診の前後:外出が増える時期

産後ケアホテルは「夫が育休を取れなかった」場合の代わりにもなりますが、夫が育休を取っても夜は眠れません。 両方使う人もいます。

妊娠中にやっておくこと

里帰りしないと決めたら、妊娠8か月までにこの4つです。

  1. 自治体の産後ケア事業とヘルパーを申請する(締切があります。申請ガイド)
  2. 産後ケアホテルを2〜3つに絞って空きを聞く(全国一覧)
  3. 上の子の預け先を登録する(一時保育・ファミサポ)
  4. 家の水回りを一度きれいにしておく(入院前にやっておくこと)

里帰り出産をする人が、実家の近くで産後ケアを使う方法は里帰り先で産後ケアは使える?にまとめています。