静岡・浜松の産後ケア【2026年9月】ホテル型は伊豆のbekka izu(休止中)だけ、浜松市は施設ごとに自己負担が1日5,000〜20,000円
この記事の情報は2026年9月25日時点のものです。 市の事業の自己負担や実施施設は年度で変わります。申請の前に、お住まいの市のページで確認してください。
静岡県に「産後ケアホテル」はほとんどない
このサイトが確認した範囲で、静岡県内でホテルや宿に泊まる形の産後ケアは、伊豆のbekka izuだけです(いまは休止中)。
| 施設 | 場所 | 種類 | 状況 | 自費の料金 | 家族 |
|---|---|---|---|---|---|
| bekka izu | 伊東市 | 一棟貸しのオーベルジュ | 休止中(拡張工事で2026年9月末まで休館、10月初旬に再開予定。9月25日時点で再開日の告知なし) | — | 夫・上の子も泊まれる |
浜松市や静岡市に住んでいる人の現実的な選択肢は、市の産後ケア事業(助産院・産院に泊まる)と、豊橋のKMC産後ケアセンター(浜松市民は市の事業で使える)です。
浜松市の産後ケア事業
- 対象: 浜松市に住む、産後1年未満の母子
- 宿泊型とデイサービス型(1日)を合わせて7日まで。短時間のデイサービスと訪問型は合わせて7回まで
- 利用には事前の申請が必要(オンライン申請か各健康づくりセンターの窓口)
- 市民税非課税者は減額、生活保護受給者は公費負担
- 里帰り出産などで市外の施設を使った場合も、事前に申請すれば費用の一部が助成される
宿泊型の自己負担は施設ごとに違う
浜松市の特徴は、宿泊型の自己負担額が施設によって違うことです。市の実施施設一覧(2026年4月)から、宿泊型の1日あたりの自己負担(課税世帯)を抜き出しました。
| 施設 | 所在地 | 宿泊型の自己負担(1日) | 他院で出産した人 |
|---|---|---|---|
| 大脇産婦人科医院 | 中央区 | 5,000円 | ×(同院で妊婦健診を受けた人は可) |
| かば記念病院 | 中央区 | 5,000円 | × |
| 聖隷三方原病院 | 中央区 | 5,280円 | ○ |
| KMC産後ケアセンター | 豊橋市 | 5,500円 | ○ |
| 産後ケアセンター トトハウス(木村産科・婦人科) | 中央区 | 6,000円 | ○ |
| ピュアレディースクリニック | 中央区 | 6,000円 | ○ |
| ことみレディースクリニック | 浜名区 | 6,500円 | ×(同院の受診歴がある人は可) |
| 遠州病院・浜松医療センター・浜松医科大学医学部附属病院 | 中央区 | 15,000円 | 施設による |
| 助産院(川渕助産院・髙林助産院) | 浜名区 | 一覧では20,000円の表示(施設に確認) | — |
宿泊型は日数で数えるので、1日5,000円の施設なら1泊2日で10,000円です。受け入れる赤ちゃんの月齢も施設ごとに違い、2か月まで(かば記念病院)から12か月まで(トトハウスなど)と幅があります。
安く、他院で出産した人も受け入れる施設を探すなら、聖隷三方原病院(5,280円)、KMC産後ケアセンター(5,500円)、トトハウス(6,000円)が候補です。
トトハウス(産後ケアセンター 1010HOUSE)
浜松市中央区の産科クリニックが運営する産後ケア専用施設です。浜松市民の自己負担は宿泊1泊2日12,000円から、デイ1日4,800円(税込)。夫(今後の育児を手伝う大人1名)は1泊3,300円、上の子(2名まで)は1泊1,100円で一緒に泊まれ、院内に託児室があります。産後1年未満まで使えます。
KMC産後ケアセンター(豊橋)
愛知県豊橋市の施設ですが、浜松市と湖西市の事業の委託先に入っています。浜松市民の自己負担は1日5,500円。夫婦で泊まれる部屋があり(1泊3,300円)、上の子も1泊1,100円で泊まれます。生後4か月未満まで、最大6泊7日。詳しくは名古屋・愛知の産後ケアへ。
静岡市の産後ケア事業
| 種類 | 自己負担 | 上限 |
|---|---|---|
| 宿泊型 | 1日6,300円(1泊2日12,600円)。生活保護・非課税世帯は1日3,300円 | 1回の出産につき7日まで |
| 日帰り型(1日タイプ) | 1日3,100円 | — |
| 日帰り型(短時間)・訪問型 | 1回2,300円 | 合わせて7回まで |
- 妊娠中から申請できます(静岡市の電子申請フォーム。書面でも可)
- 2026年4月から申請方法が変わり、申請すると自動で「利用申請受付完了メール」が届きます。このメールか「利用承認通知書」と母子健康手帳を施設で見せて使います
- 実施施設(令和8年6月1日時点)は、市内の助産院と産院が中心です。宿泊・日帰り・訪問のどれをしているか、受け入れる月齢は施設ごとに違うので、一覧で確認してください
藤枝・焼津・島田の周辺なら:とみおか母乳ケアhouse
藤枝市の助産院に併設された産後ケア施設です。自費はショートステイ24時間38,000円・48時間48,000円、デイケア7時間17,500円。藤枝市・島田市・焼津市・吉田町・牧之原市・川根本町の産後ケア事業で使えます。
富士市の産後ケア事業
富士市は、施設ごとに自己負担が違い、宿泊は1泊2日(9時〜翌17時)で数えます。
| 富士市の産後ケア事業 | |
|---|---|
| 対象 | 富士市に住所がある母子、子の1歳の誕生日の前日まで |
| 宿泊の日数 | 6泊7日まで(分割可)。宿泊数ではなく滞在日数で数える(1泊2日=2日) |
| 日帰り | 1日型7回、2時間型と訪問はあわせて7回(初回の無料チケットあり) |
| 申請 | 電子申請を1回すれば、産後1年以内は使える |
| 予約 | 病院4院の宿泊と中島産婦人科の日帰りはこども家庭課(0545-55-2896)に電話(利用希望日の5日前から)。ほかは施設に直接 |
宿泊の自己負担(1泊2日、課税世帯)
| 施設 | 自己負担 | 受け入れ |
|---|---|---|
| 武田産婦人科医院・富士バースクリニック・富士市立中央病院 | 12,600円 | 生後1〜1.5か月未満(武田は水・土・日・祝の入退院不可) |
| 中島産婦人科医院 | 14,600円 | 2か月未満 |
| 菜桜助産所 | 65,000円 | 1歳未満。きょうだい可、パパは要相談(パパの宿泊3,000円+食費) |
| てって富士宮産後ケア施設(富士宮市) | 27,600円 | きょうだい可 |
非課税世帯・ひとり親などは減額、生活保護・ひとり親の非課税世帯は多くの施設で0円です(施設により違う)。
まとめ
| あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
| 浜松市民で、費用を抑えたい | 市の事業。自己負担が1日5,000〜6,500円の施設を一覧から選ぶ |
| 浜松市民で、夫や上の子と泊まりたい | トトハウス(浜松)かKMC(豊橋) |
| 静岡市民 | 市の事業(宿泊1日6,300円・7日まで)。妊娠中に申請 |
| ホテルのような滞在をしたい | 伊豆のbekka izuは再開を待つ。東京・神奈川まで行くなら神奈川・東京へ |
施設の種類ごとの違いは産後ケア施設の種類、申請の進め方は産後ケア事業の申請ガイドにまとめています。