産後ケアホテルに行けないとき、家で同じ効果を作る方法【宅配食・家事代行・自治体サービス】
本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。 料金は2026年9月23日時点で各サービスの公式サイトを確認したものです。
産後ケアホテルが「合わない」のはよくあること
産後ケアホテルは、2泊3日で12万〜20万円、1週間で35万〜55万円かかります(料金比較)。次のような理由で見送る人は多いです。
- 予算が合わない
- 近くに施設がない(奈良・和歌山・熊本など、民間の宿泊施設が1件もない県がある)
- 上の子を連れて行けない、置いていけない
- 自治体の産後ケア事業の上限日数を使い切った
- 退院してすぐ家に帰る必要がある
産後ケアホテルがしてくれることは、分けると3つです。「食事を作らなくていい」「家事をしなくていい」「赤ちゃんを預けて眠れる」。 この3つを家で別々にそろえれば、ホテルに泊まらなくても近い状態を作れます。
| ホテルがしてくれること | 家でそろえる手段 | 1週間の目安 |
|---|---|---|
| 食事(1日3〜5食) | 宅配食(産前産後向け・つくりおき・冷凍弁当) | 5,000〜15,000円 |
| 家事(掃除・洗濯・買い物) | 家事代行(自治体の産後ヘルパーも) | 1回 5,000〜8,000円 |
| 赤ちゃんを預けて眠る | 日帰り産後ケア・自治体の訪問型・パートナーの育休 | 日帰り 1回 2〜3万円(助成なら数千円) |
ホテル1泊分(6〜9万円)で、宅配食2週間と家事代行2〜3回がまかなえる計算です。
1. 食事:宅配食を「産後の2〜4週間だけ」使う
産後にいちばん削れるのが食事の支度です。産後ケアホテルの価値の半分は「食事が出てくること」なので、ここを外注するだけでも違います。
産後向けに選ぶときの基準は3つです。
- 調理がいらない。 温めるだけ、または盛るだけ
- 短期で止められる。 産後1か月だけ使いたいので、回数の縛りがないもの
- 家族の分もカバーできる。 パートナーや上の子の食事も一緒に済ませたい
ママの休食(産前産後専用の冷凍弁当)
妊娠中・産後向けに栄養設計された冷凍弁当。管理栄養士と産婦人科医の監修で、葉酸・鉄などを補う設計です。産後向けの「育児ママ向け」プランがあります。
- 4食 5,280円/8食 10,320円/12食 15,120円(税込)。1食あたり約1,260〜1,320円
- 定期購入なら初回25%OFF、2回目以降10%OFF。7日・14日・月1回から周期を選べる
- 冷凍。温めるだけ
向いている人: 産後の食事の中身を気にしたい人、自分の分だけあればいい人。単価は高めなので、家族全員分には向きません。
ツクリオ(旧つくりおき.jp)(冷蔵の手作りおかず、家族分)
週3食または週5食分の手作りおかずが、冷蔵で届きます。4人前なら家族の夕食がまるごと済みます。
- 4人前×週3食:初回 5,990円(499円/食)、2回目以降 9,990円(832円/食)
- 4人前×週5食:初回 11,960円、2回目以降 15,960円
- 2人前×週3食:7,990円/2人前×週5食:11,990円(いずれも税込)
- 冷蔵(一部冷凍対応)。LINEで注文。休会・解約はいつでも可能
- 配送は日本全国(沖縄・離島など一部を除く)
向いている人: パートナーや上の子の食事もまとめて済ませたい人。産後ケアホテルに行けない理由が「上の子」の人には、これがいちばん近い代替です。
nosh(冷凍弁当、100種類以上)
糖質・塩分を抑えた冷凍弁当。8・10・12食から選び、1〜3週間ごとに届きます。
- 通常 612〜644円/食、初回は割引で457〜487円/食(税込)
- 継続回数の縛りなし、解約金なし。スキップ・停止は無料
向いている人: 産後に限らず長く使いたい人、1食あたりを安く抑えたい人。産後専用の設計ではないので、栄養面の配慮を求めるならママの休食を。
3つの使い分け
| ママの休食 | ツクリオ | nosh | |
|---|---|---|---|
| 産後向けの栄養設計 | ◎ 専用 | — | — |
| 家族の分 | △ 単価が高い | ◎ 4人前 | ○ 食数を増やせる |
| 1食あたり | 約1,260円〜 | 499〜1,331円 | 457〜644円 |
| 冷蔵/冷凍 | 冷凍 | 冷蔵 | 冷凍 |
| 短期でやめやすさ | ○ 縛りなし | ○ いつでも休会 | ◎ 縛りなし |
産後1か月だけなら「ママの休食(自分用)+ツクリオ(家族用)」の組み合わせが、産後ケアホテルの食事にいちばん近くなります。
2. 家事:家事代行と、自治体の産後ヘルパー
自治体の産後家事支援を先に確認する
多くの市区町村に、産後の家事・育児支援ヘルパーの制度があります(名称は「産前産後ヘルパー」「産後家事支援」など)。自己負担は1時間数百円〜1,000円台が多く、民間の家事代行より安いです。産後ケア事業と同じく、妊娠中に申請しておくと使いやすくなります。
民間の家事代行
自治体の枠が足りない、すぐ来てほしい、という場合は民間です。1回2〜3時間で5,000〜8,000円が相場です。産後は「掃除と洗濯だけ」「作り置きだけ」と、頼むことを絞ると使いやすくなります。
3. 眠る:日帰り産後ケアと訪問型
「赤ちゃんを預けて眠る」だけは、宅配食や家事代行では代われません。宿泊しない選択肢は2つです。
- 日帰り産後ケア。 朝から夕方まで施設で預けて休む。1回2〜3万円、自治体の事業なら数千円。全国の一覧は日帰りできる施設へ
- 自治体の訪問型産後ケア。 助産師が家に来て、赤ちゃんを見ているあいだに休める。自治体によって回数・料金が違う
産後ケアホテル1泊分の予算で、家でできること
6万円(ホテル型の最安1泊分)を家に振り向けた場合の一例です。
| 使い道 | 金額 |
|---|---|
| ママの休食 12食(定期初回25%OFF) | 約11,340円 |
| ツクリオ 4人前×週3食 × 2週間(初回+2回目) | 15,980円 |
| 家事代行 2回(1回3時間 7,000円として) | 14,000円 |
| 日帰り産後ケア 1回(自費) | 25,000円 |
| 合計 | 約66,000円 |
2週間の食事と家事の一部、それに1日分の休息がそろいます。ホテルの1泊分とどちらが自分の産後に合うかは、料金比較と合わせて考えてみてください。