兵庫(神戸・西宮・姫路・尼崎・宝塚)の産後ケア【2026年9月】市ごとの自己負担と、尼崎市民は帝国ホテルの産後ケアが1泊2日15,000円
この記事の情報は2026年9月25日時点で、兵庫県と各市の公式ページを確認したものです。 自己負担額や上限日数は年度で変わります。申請の前に、お住まいの市のページで確認してください。
兵庫は「県の集合契約」がポイント
兵庫県は2025年4月から、市町と連携して産後ケア事業の集合契約をしています。県内41市町のうち36市町が参加していて、参加している市町の住民は、住んでいる市の外にある県内の協力機関も使えます。
参加していないのは神戸市、豊岡市、新温泉町、香美町、養父市の5市町です。神戸市民は、神戸市が委託している施設だけを使います。
なお、協力機関の多くは自費のケアも提供しています。予約のときは「市が委託する産後ケア事業(助成あり)を利用したい」と伝えてください、と県も各市も案内しています。
5市の比較(宿泊型)
| 市 | 宿泊型の自己負担(1日) | 上限 | 申請できる時期 | 利用券が届くまで |
|---|---|---|---|---|
| 神戸市 | 3,000円 | 宿泊7日・通所7日(別枠) | 妊娠8か月から | 承認まで約5営業日 |
| 西宮市 | 3,000円 | 宿泊と通所を合わせて7日 | 出産後 | 1週間程度 |
| 姫路市 | 5,000円 | 7日以内(多胎は10日) | 妊娠中から(利用券は出産後に発行) | 2週間ほど |
| 尼崎市 | 2,750円 | 宿泊は通算7日 | 出産後 | 約1週間 |
| 宝塚市 | 3,700円(食費込み) | 3つの型を合わせて7回、宿泊は最長3泊4日 | 出産後 | 初回は市からの電話の10日後以降 |
- どの市も宿泊は「日数」で数えます。 1泊2日なら2日分です(神戸市3,000円なら6,000円)
- 住民税非課税世帯・生活保護世帯は減額か無料です(神戸市は1日1,500円・800円、西宮市は750円、姫路市は1,000円、尼崎市は1,000円、宝塚市は無料)
- 対象はどの市も、産後1年以内(赤ちゃんの1歳の誕生日の前日まで)の母子です。ただし施設ごとに受け入れる月齢の上限があります
申請の時期が市によって違う点に注意してください。神戸市と姫路市は妊娠中に申請できますが、西宮市・尼崎市・宝塚市は出産後の申請です。出産後の申請だと、利用できるまでに1〜2週間かかります。退院してすぐ使いたいなら、妊娠中に市へ相談しておくのが確実です。申請の流れは産後ケア事業の申請ガイドへ。
各市のポイント
- 神戸市:(詳しくは神戸市の産後ケア) 宿泊7日と通所7日を別々に使える。宿泊は原則9時入所・16時退所。集合契約に参加していないので、使えるのは神戸市の実施施設一覧の施設だけ
- 西宮市: 予約を取ったら、利用の1週間前までに予約日と施設を市に報告する(市から施設への依頼が要るため)。県の集合契約の施設のほか、西宮市が個別に契約している施設もある
- 姫路市: 申請した日から利用できる仕組み。追加の利用申請は宿泊型で1回まで
- 尼崎市: 宿泊の残りが1日になったとき、1日を市の事業、もう1日を自費にして1泊2日で使える特例がある。大阪市の施設とも個別に契約している(次の節)
- 宝塚市: 原則母子同室で、「児の預かり事業ではない」と明記。市内の宿泊型は、なないろ助産院、月あかり助産院、中村産婦人科、サンタクルス ザ タカラヅカ、平野マタニティクリニック
尼崎市民は、大阪のホテル型を市の事業で使える
尼崎市は、県の集合契約とは別に、大阪市などの施設と個別に契約しています。その一覧(2026年8月19日現在)に、帝国ホテル大阪の中にあるMamma Levata 大阪と、ぶどうの木 都シティ大阪本町が入っています。
市の利用料(1日2,750円)に加えて、施設ごとのオプション料金(赤ちゃんの衣類・おむつ・アメニティなど)がかかります。
| 施設 | 受け入れ | 1泊2日 | 2泊3日 |
|---|---|---|---|
| Mamma Levata 大阪(帝国ホテル大阪内) | 生後5か月未満 | 5,500円+オプション9,500円=15,000円 | 8,250円+50,000円=58,250円 |
| ぶどうの木 都シティ大阪本町 | 生後4か月未満 | 5,500円+オプション6,000円=11,500円 | 8,250円+43,000円=51,250円 |
※オプション料金は尼崎市の個別契約一覧に書かれている額。ぶどうの木は2026年6月1日以降の予約分。住民税非課税世帯は利用料が1日1,000円
Mamma Levata 大阪の自費は1泊69,800円(税込)からなので、1泊2日なら自費の2割ほどで泊まれます。2泊以上はオプション料金が大きく増えるので、1泊2日を何回かに分けて使うのが割安です。どちらも産前から仮予約ができます。
自費で使える兵庫の施設
| 施設 | 場所 | 種類 | 自費の料金 | 夫婦 | 上の子 | 市町の事業 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| なおみ助産院×ネスタリゾート神戸 | 三木市 | ホテル提携型 | 1泊2日 92,000円(62,000円+加算30,000円)。日帰り 33,400円 | 別料金(大人16,000円、食事・温泉込み) | 別料金(4歳以上は大人の50%、3歳以下無料) | 県の集合契約の市町は、市町の自己負担+30,000円。神戸市は対象外で全額自費 |
| 産後ケアハウス杉原 hare | 神戸市灘区 | 助産院型 | 宿泊1日30,000円(1泊2日60,000円)、日帰り20,000円(税込) | — | 不可 | 県の集合契約の市町+神戸市の事業(宿泊1日3,000円) |
| 産後ケアハウスひなた助産院 | 神戸市西区 | クリニック併設 | 公式に記載なし(電話で案内) | — | — | 県の集合契約(2025年4月から)+神戸市の事業(宿泊のみ) |
ネスタリゾート神戸の産後ケアは、毎月第1・3木曜・金曜だけの実施です。温泉のあるリゾートホテルに泊まる形で、1歳未満まで使えます。
ほかの関西の施設は大阪・京都の記事へ。施設の種類ごとの違いは産後ケア施設の種類にまとめています。神戸市・明石市は神戸市の産後ケア・明石市の産後ケアにくわしく書いています。加古川市は加古川市の産後ケア、宝塚市・伊丹市・川西市・芦屋市は宝塚・伊丹・川西・芦屋の産後ケアへ。